2012年5月7日 【月曜日】

床~壁~天井造作

Category:すたじお日記

今回は床、壁、天井造作の過程です!

コンクリート床(湿式浮き床)をベースに更に浮き床を作りました。
空間には吸音のために乾かしてサラサラになった砂を入れて、床板を支持脚に1列ずつ組んでいきました。

s-P1180906

画像は1枚目の床板を組み終えた時の物です。

s-P1001338

床板の支持脚はネジで高さ調整できるので、水平レベルを合わせ専用接着剤で固定していきます。
一晩置いて固まったら遮音シート2.4ミリを敷き、また床板を張っていきます。
(その状態で床の作業は一旦ストップ)
床の仕上がり高はドアの高さで決まっていたので計算して材料の厚み等変えたり 意外と神経使いました(汗)

s-P1001336

壁の構造は、特に防音を強化したい部分は2重浮き壁に施工しました。一度できた浮き壁に遮音シート6ミリ張り防振材付き浮き柱(画像のシルバーの縦棒)を立て
間にロックウール80Kを詰めていきます。
この時点での遮音材が面密度で10Kgを超えていて更に重たいスーパーハード石膏ボードパネルを張ったので対荷重が心配でしたが 、防振ゴムは大丈夫でした!
浮き壁なので床と離れて独立させてるので重さによる下がりが心配だったのでした 😉
画像はパネルを張る前の壁です。

s-P1001463

下の画像は天井の造作の骨組みを作った時のものです。
施工しながら実際に楽器で音を出してテストを繰り返しましたが、防音はできても音響的にはいまいち・・・・?
だったのと、表面積を狂わせばフラッターエコーなんかも減るんじゃないか・・・
と素人判断でしたが、斜めの造形を考えました。本当はプロの方は計算で反響点なんかを出して面積計算するんだろうな…なんては思いましたが…
自分の耳を頼りに色んな角度を考えました。中の隙間にも吸音材をビッチリ詰めました。余り物処理みたいに…(笑)
この部分も天井には固定できても浮き壁部分には触れられないので離して作ったり、でもあまり隙間空けすぎないように!とか…
大変な部分でもありましたが、形になってくると楽しかったな~ 😮

s-P1001514

↑骨組みで ↓仕上がりです!

s-P1001785

 

s-P1001513

↑この骨組みが… ↓こう仕上がりました!

s-P1001789

斜めの部分は適度に反射と吸音してくれているはずです 😆

 

次回は・・・防音ドアの塗装編でも書こうかな~

うちのスタジオのドアの色にはチョットした秘密が隠されているんです!!
次回お楽しみに~


ページトップへ